リスタート
2022.09.12
お待たせいたしました、お待たせしすぎたかもしれません
院長監督です
退院してもうすぐ3ヶ月が経とうとしています
早かったような短かったような
退院後、僕はリハビリ以外の時間はずっと家に引きこもっていました
そんな僕を見て、心と身体のケアに専念するために大阪を離れることを周りから提案されました
その後押しをしてくれたのは、今回サポートしてくださった松川先生・松本先生・青木先生などここには書ききれない先生方でした
そして、移住先ではたくさんの方にお世話になっています
本当にたくさんの方々のおかげで充実した療養期間を過ごさせていただいています
その結果、少しずつですが本来の自分のココロとカラダに戻ってきました
今回はその間に感じたこと、体験したことをお話ししてみたいと思います
長期療養中、僕はいろいろなことを体験し、さまざまな人からさまざまなことを学ぶことができました
その中で一番印象に残ったことが「職業体験」でした
この歳で職業体験なんて普通は無茶な話ですが、
僕が通う大好きなお店に無理をいって受け入れていただきました
その職場を生で体感することで
「自分が今後仕事に対してどういう姿勢で向き合うべきなのか」
そのヒントが見つかるかもしれないと思ったからです
知らない仕事を一から教わって仕事をするという新鮮さと、叱られる懐かしさ笑
本当に楽しくて刺激的な経験でした
そして何よりオーナー・店長さんが仕事に向き合う姿勢を肌で感じられたこと、それを伺えたことが本当に為になりました
不思議なことに、みなさん仰ることは同じで、それは僕も以前から心の真ん中にあったはずのものでした
余裕がなくなっていた僕はそれを見失いかけていたのかもしれません
2年ほど前に僕はスタッフとの関係性・教育に悩み、悩み続け、悩みまくり人材教育セミナーなどに通い倒しました笑
そこでは
「人は変われないけど自分は変われる」
という言葉をよく耳にしました
悩み続けていた僕はいつの日からか
「自分は変われる」
ではなく
「自分を押し殺して相手の全てを受け入れる」
になっていたのかも知れないなと
その結果、僕は去年末ぶっ倒れました
治療をしながらスタッフのサポートのもと仕事を続けましたが、無理を続けとうとうぶっ潰れました
今回、大きな怪我や病気で患者様をはじめ多くの方々にご迷惑をお掛けしているのは十分承知しております
ただ、今回のことがなければ僕自身もっと最悪な状況になっていたのではないかと思っています
今回の件があったからこそ気付けたことがたくさんありました
そして、いろいろ変わることができて自分らしく生きています
僕は今も療養のため、違う場所に生活拠点を置いているので本当にゆっくりの診察再開となります
2010年9月13日になみきアニマルホスピタルを開業しました
僕にとってとても大切な9月13日にまた皆さんとお会いできるのを楽しみに治療してきました
一つ夢が叶いそうです
僕のことを待ってくださっている方がいてくださればとても嬉しいです
最後に、信じて踏ん張ってくれたスタッフのみんな、今回の件でお世話になっている方々にこの場を借りて御礼申し上げます
ありがとう
僕は一人じゃなかった
では、みなさま今日も笑顔でいきましょう